予防することで防げる病気はたくさんあります。
大切なご家族の一員である動物達を病気から守るためにも、予防を心掛けましょう。
避妊・去勢手術は、望まれない動物を増やさないという目的はもちろん、発情期の訪れにともなうストレスの軽減にも有効です。
避妊・去勢手術の最大のメリットは、不必要な妊娠を避けることです。望まれず生まれる不幸な命をひとつでも減らすためにきちんと考えなくてはなりません。
避妊・去勢手術を受けることによるデメリットはいくつかあり、まずは一度手術すると二度と繁殖できず子どもが作れないので、将来を見据えてよく考える必要があります。
いずれの場合も、まずはペットの健康状態や体調のチェックからスタートします。手術には麻酔を用いリスクがあるため、不安があれば延期や中止といった判断も求められます。体重測定で麻酔を調節しそれぞれにちょうどよい量を見極めてから、いざ手術へ。一般的に避妊手術はメスの卵巣と子宮を切除する手術を指しますが、獣医師によっては卵巣を残す選択をする人もいます。入念な消毒作業ののちに全身麻酔をかけて開腹するので手術時間は30分~1時間ほどかかり、1泊入院となります。去勢手術はオスの精巣を切る手術で、お腹を切らないため日帰りで終わるケースが大半です。