飼い主の方へ

飼い主の方へ

獣医師として飼い主の皆さま方にお願いしたいことがあります。

獣医師として飼い主の皆さま方へのお願い

子どものころから生き物が大好きで獣医師を志し、ここ横浜市中区本牧にて『タムどうぶつ病院』を開きました。
スタッフ一同とともに飼い主さまとペットたちの幸せを願い、日々地域に住むペットの診療やケアに真摯に取り組んでいます。
そのなかで、「動物を飼う」行為に対し医者の立場からいくつか大切なお話をさせてください。
飼い主のみなさまが大切な家族であるペットと末永く一緒に暮らすために、必ず守っていただきたいお願いです。
  • 病気の予防をする

    病気の予防をする

    開院以来多くのペットと接するなかで、悲しいお別れもたくさん経験してきました。体が小さい動物たちは病気に弱く、SOSを言葉で伝えることもできません。
    そのため、一番近くにいる飼い主さまが毎日の様子を観察し、定期的な健康診断の受診やワクチン接種を受ける事をお勧めします。
    また、普段からのスキンシップで見つけられる病気もたくさん。ペットが苦しい思いをする前に、いち早く気づいてあげましょう。
  • 規則正しい生活をする

    規則正しい生活をする

    私たちが健康になりたいと思ったとき、まずは規則正しい生活を心がけるはず。
    そのために大切な「体内時計」を、動物も同じように体の中に持っています。これは太陽の光を浴びるとリセットされ、生活リズムを整えたりホルモンバランスを保ったりする役割を果たすもの。万が一狂ってしまうと、自律神経の乱れや体調不良にもつながりかねません。規則正しい生活をすることは、健康の維持、病気の予防のために非常に有効な手段といえます。
  • 無計画で繁殖させない

    無計画で繁殖させない

    かわいいからといって無計画にどうぶつを繁殖させると、適切な飼育が難しくなります。
    医療や経済面、時間的にもお世話ができるかどうかきちんと考え、生まれる命に責任が持てないのであれば不妊去勢手術を行いましょう。
    ここ横浜市中区でも外猫による排泄物やえさやりの問題が、しばしば見受けられます。飼い猫については屋内飼育を徹底し、公園などで暮らす地域ねこについては、不妊去勢事業などの地域猫活動を通して、解決につなげていきましょう。
    当院では、地域ねこ活動のお手伝いを開業以来行っております。ご必要な際は、当院にご相談下さい。
  • 最後まで責任を持って飼う

    最後まで責任を持って飼う

    動物はすべて命ある存在であり、飼い主にもモラルとマナーが求められます。
    ペットの平均寿命は年々のび、高齢になれば人間と同じように介護の必要も出てきます。動物の障害を考え、その子のライフステージにあった適切な飼育を心がけましょう。
    ご不明点は、当院までお問い合わせ下さい。